こんにちは!
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
今回のブログでは、お仕事中に肘の内側が痛くなって病院に行ったら「ゴルフ肘です」と言われた方に、肘の内側の痛みをよくする方法をお伝えします。
おなやみの方は最後までお読みくださいね。
仕事をしていたのにゴルフ肘になった
仕事で重たいものを持っていたり、金づちやハンマーを使っていて肘の内側が痛くなった。
仕事でおなじ動作をするたびに痛くて、困り果てて病院に行くと「ゴルフ肘ですね。使わないようにしたらよくなります」と言われた方もおられるかもしれません。
使わないようにって言われても仕事は休めないし、仕事でなったのにゴルフ肘と言われるのも心外ですよね。
肘の内側が痛くなるゴルフ肘とは?
肘の内側には、ものを握るときや手首を動かすときに使う筋肉がくっついています。
その筋肉をくり返し使うことで、筋肉がくっついている場所には負担がかかり炎症をおこしてしまいます。
炎症とは腫れ・熱・痛みがでる、ケガや病気のときに起こる体の反応のことです。ゴルフをされるかたに多い障害だから通称「ゴルフ肘」と呼ばれます。
腕に力を入れてするお仕事の方にも非常に多く、当院にもそれでお困りのかたはたくさんいらっしゃいます。
仕事に支障がでる肘の内側の痛み、早くどうにかしたいですよね。
肘の内側の痛みを早く良くする方法とは?
肘の内側の痛みをよくするためには、「肘の内側の負担を減らすこと」が重要です。
「それは病院でいわれた」という方もおられるかもしれませんが、具体的にどうしたらいの?と思われているかもしれませんね。
そこで、ふだん仕事をしているときに負担を減らすポイントをご紹介します。
1.肩まわりのストレッチ
お仕事で肘に負担がかかるとき、肩にも同じような負担がかかっています。
痛みは出なくても、肩の動きが悪くなっていたり力が入りにくかったりすると、肘の負担はさらに増えてしまいます。
肩まわりのストレッチで肘の負担を軽くしましょう。
1.手のひらが正面を向くようにバンザイします。
2.手のひらを外に向けながら肘を曲げ、体の横に腕を下ろしていきます。
※なるべく胸を張りましょう。
3.肩の高さで止め10秒数えます。
4.腕の高さを変えずに肘を近づけるように体の前にもってきます。
※背中を後ろに突きだすようにします。
5.手のひらを顔に向け10秒数えます。
※肘が完全に付かなくても大丈夫です。
※肘が下がらないように気をつけましょう。
6.手が離れないようにしながらバンザイします。
※肩に痛みを感じる場合は腕をすこし離してやってみましょう。
2.テーピングをする
テーピングをすることで、筋肉がくっついている場所の負担を減らすことができます。
ドラッグストアで肘のサポーターが売っていますが、肘の動きを制限してしまい仕事がしにくかったり、思ったように内側の痛みを抑えることができないことがあるので、まずはテーピングをしてみることをおすすめします。
テーピングはドラッグストアに売っている伸びるものを選んでください。
貼り方
1枚目:肘の内側にある骨から手首までの長さにテープをカットします。
1、肘を90度曲げる。
2、テープの一方をめくり、肘の内側の骨の少し上に貼ります。
3、手首を手の甲がわに曲げ、テープのもう一方の端が掌に少しかかる場所に貼ります。
※テープは引っ張らないように貼ってください。
2枚目:一枚目の半分の長さにテープをカットします。
1、肘の先端のすこし手首寄り、骨の上にテープの端を貼ります。
2、手の内側をまわり、一枚目のテープとクロスするように横向きに貼ります。
※テープをやや強めに引っ張って貼るようにしてください。(思いっきり引っ張ったのを100%とすると、だいたい50%ぐらいの強さ)
まとめ
いかがでしたか?
お仕事に使うたびに痛くなるのは本当に辛いですよね。
今回の方法をお試しになって、肘の内側の痛みが良くなっていただければ幸いです。
もし、やってみたけど痛みが引かない場合や、痛みが強くてどうにもならない場合は、まずはしっかりと治療するとこをおすすめします。
痛みがなかなか引かない場合は、原因が肘ではないことも考えられますので、肘をふくめた体全体をしっかりみてもらえる治療院や接骨院をお探しくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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