こんにちは。
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
ゴルフの練習をしていると、左肘の外側に痛みが出ることがあります。
大好きなゴルフができないどころか、仕事や日常生活にまで痛みの影響がでてしまって、このままではゴルフを続けられないかも。と不安に感じている方もおられるのではないでしょうか？
今回のブログでは、そんな「左肘の外側が痛くなるゴルフ肘」について、予防法をご紹介します。
お悩みのかたはぜひお読みくださいね。
左肘の外側が痛くなる
ゴルフって楽しいですね。
私も去年ゴルフをやりだしました。なかなか思うようにいかない中、一発でも良いのがでると「今日も楽しかった」とド下手なりに楽しんでプレーしています。笑
ゴルフをしているとだれでも一度はでてくる欲。それはボールを遠くに飛ばすこと。（勝手な想像かもしれませんが…）
キレイに当たって思ったより飛んだ経験をしたり、一緒に行った人がスゴイ飛ばすのをみて憧れたり。
なんとかもっと飛ぶようにならないかな？と練習場にかよっている方もおられるかもしれませんね。
しかし、練習のあとになると「左の肘が痛くなる」場合があります。
飛ばしたいのに痛いから思いっきり振れなかったり、場合によっては短いクラブを振るのもつらくなって楽しいゴルフができないことも。
そのうち私生活にも影響がでてしまうと、ゴルフを続けていいのか？と不安になりますよね。
左肘の外側が痛くなるゴルフ肘
思いっきりクラブをふる練習をしたあと、左ひじの外側がわが痛くなった。
これはもしかしてゴルフ肘？と思って、ネットで検索すると「肘の内がわの痛み」ばっかり出てくる…じゃあこの痛みはなに？と疑問に思われている方もいるかもしれませんね。
「ゴルフ肘」とネット検索してよく出てくるのは、正式には「内側上顆炎」といいます。
それに対して、いまお悩みの肘の外がわのいたみは「外側上顆炎」。
よく「テニス肘」と言われることが多い外側上顆炎ですが、ゴルフをされるかたにも非常におおい痛みです。
肘の外がわには、手首を手の甲がわにかえしたり、指をそる動作をする筋肉がついています。
ゴルフで手首をかえす動きをすると、肘の外がわが筋肉にひっぱられます。
その動作がくり返されたり急に強い力がかかると、肘の外側の負担は大きくなります。
そうやって負担が大きくなっていくと、ひっぱられる場所で炎症（腫れ・熱・痛みを出す体の反応）を起こし、痛みが引かなくなります。
肘の外側のゴルフ肘予防法
◉フォームを見直す
遠くに飛ばすために、ついつい左腕が力んでしまうと左の肘には大きな負担がかかってしまいます。とくに、先端の重たいアイアンなどは強くふるたびに肘の負担が増えやすいといえます。
もし、まちがったフォームでがんばって練習してしまうと、肘の負担はどんどん増えていき「ゴルフ肘」のリスクも大きくなってしまいます。
一度、ゴルフレッスンで正しいフォームを習うのがこれから先も楽しくゴルフを続けていくためには大切なことでしょう。
自分の力で上手くなりたい！とお考えのかたは、動画を撮ってみるなど自分が振ってるイメージと実際のフォームの違いを目でみて確かめるのがオススメです。
◉ウォーミングアップをする
練習のし始めは体がうまく動きません。
そのまま急にボールを打ってしまうと、いわゆる「手打ち」の状態になって、肘にも大きな負担を与えてしまいます。
練習の前にウォーミングアップをすることで、最初から体が動くようになるため腕の負担を減らすことができます。
○ゴルフの練習前のウォーミングアップ方法
1．短いクラブをいつも通りもち、ハーフスイングの幅くらいで右から左に振り子のようにブラブラふる。
2．手を持ちかえて（左ききの持ちかた）同じ幅ぐらいで左から右にブラブラふる。
3．手を元のもちかたに戻し、７〜8割スイングの幅くらいに振り子を大きくしてブラブラふる。
4．反対にもちかえ、同じようにふる。
5．さらに振り子を大きくして、フルスイングの幅くらいでブラブラふります。
6．反対も同じようにふります。
１〜６を１０回ずつぐらいして、体があたたまってきたらOKです。冬場や早朝は、とくに体が動きにくいので、１〜６を何度かくり返し、しっかり体をあたためるようにしてくださいね。
※手はクラブを握りすぎず、強くふりすぎないようにしましょう。
※左右の体重移動も一緒にするなど、体を大きく動かすとさらに良いウォーミングアップになります。
※ストレッチなど筋肉をのばす運動は、ケガのリスクを抑えるためにウォーミングアップのあとに行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
思いっきり遠くまでボールを飛ばすのは憧れますよね！
ウォーミングアップとフォームチェックで、楽しくケガなく飛ばせるようになっていただけたら嬉しいです。
もし、もうすでに肘の外側に痛みが出ている方や、生活にも支障が出ていてしばらくゴルフも休んでいるかたは、はやく復帰するために治療することをお勧めします。
当院に来られる患者さんにも多いですが、肘の痛みの原因が実はちがうところにあった。という場合もあります。
あまりガマンせずしっかり体を見てもらえる接骨院を受診してくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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