こんにちは!
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
パソコンやスマホで目をつかうことが多いからか、肩こりや頭痛がひどい…
今回のブログでは、そんなお悩みの方に眼精疲労による肩こりや頭痛の解消法をまとめてみました。
お悩みの方はぜひ最後までお読みくださいね。
眼精疲労で肩こりや頭痛が…
毎日のお仕事でパソコンを見る時間が多かったり、子育てや家事で身うごきがとれないからスキマ時間はスマホを見ている。
そんな忙しい生活をされていると、肩こりや頭痛でつらい思いをされていませんか?
これは目の使いすぎかな?と気になっている方もおられるかもしれませんね。
また、そんな方の中には実際に「眼精疲労」で目がおもたく感じている方もおられるのではないでしょうか?
肩はこるし頭痛はするし目もおもたいとなると、何をするにもやる気も出ませんよね。
パソコンのお仕事をされているかたなら、そんな状態になっていても仕事をしないといけないのは本当につらいことだと思います。
それでは、眼精疲労になるとどうして肩こりや頭痛になるのでしょうか?
眼精疲労で肩こりや頭痛になる理由
眼精疲労と「肩こり」「頭痛」には深いかかわりがあります。
たくさんある理由うちの一部をご紹介します。
1.目は情報量が多い
ふつうの生活の中で、外から入ってくる情報の80%以上は目から入ってくるとされています。
パソコンやスマホなどで目を使いすぎると、脳は「情報過多」が起きてしまい、脳から全身に「異常をしらせる信号」がでます。
信号を受けとった筋肉はかたく緊張してしまい、肩こりや頭痛の原因になってしまいます。
2.姿勢の問題
お仕事でパソコンを見ていると、目が疲れてきてピントが合いづらくなりますよね。
目でピントが合わせられないので、かわりに顔を画面に近づけて合わせようとします。
頭はとてもおもたいので(ボーリングの球と同じぐらいの重さ)、顔が画面に近づくほど頭も前のめりになり肩や首の筋肉には負担がかかります。
また、頑張って「見よう!」とすると肩にも力が入ってしまい、肩の筋肉はますます固くなってしまいます。
3.血のめぐり
顔にある筋肉の中で目に関係する筋肉は、全体の40〜50%とたくさんあります。
目を使っている間その筋肉たちの力が入りっぱなしになると、血のめぐりがわるくなり、まわりにある筋肉にも酸素や栄養がいきとどかなくなってしまいます。
行きとどかなくなる範囲は、顔や頭にある筋肉はもちろん、首や肩まで影響して肩こりや頭痛の原因になります。
肩こり・頭痛・目のつかれ解消法
先述したように、肩こり・頭痛と目の疲れには深い関係があります。
目が疲れているからかな?と気になる方は次の方法をお試しくださいね。
1.目のまわりを温める
目に関係する筋肉の血のめぐりを良くすると、酸素や栄養がまわりの筋肉にも行きとどくようになります。
そのためには「温める」のがおすすめ。
タオルをお湯でぬらして固くしぼって目にのせたり、ドラッグストアで売っている「ホットアイマスク」などを使ってもOK。
だいたい40℃(人肌より少し温かいていど)の温度で15分温めるのがおすすめです。
「今日はたくさん目を使ったなぁ…」という日は、寝る前にぜひやってみてくださいね。
※目がチクチク痛い・充血がひどい。などの場合は、炎症を起こしている可能性がありますので温めないようにしてください。
2.ブルーライトカットで目の負担をへらす
最近メガネ屋さんに行くと、「ブルーライトカット」のメガネが売ってますよね。
ブルーライトは目や脳がまぶしく感じやすい光で、パソコンやスマホやテレビから多く出ています。
長く見つめていると目や脳が疲れやすいので、ブルーライトカットのメガネや、スマホやパソコンに付いている「ブルーライト軽減機能」をつかって目の負担をへらすのがおすすめです。
3.軽い運動をする
目の疲れから肩こりや頭痛が出ているかたは、目の疲れがなくなったとしても症状がかわらないことがあります。
これまで首や肩をまわしたり背伸びをしたり、色々お試しになった方もおられると思いますが、それらの体操で肩こりや頭痛が楽にならないときは、体全体を動かす運動がおすすめです。
とくに、ウォーキングやヨガ、ピラティスなどの「有酸素運動」を取り入れることで、
・肩以外の場所も動く。
・酸素を多く取り込める。
・体温が上がる。
・リラックス効果がある。
など、肩こり解消の相乗効果がのぞめます。
注意点としては、運動が苦手な方や長い期間運動から遠ざかっていた方の場合、急にたくさん運動をすると体の調子を崩してしまう場合があります。
そういう方は、初めは10〜15分のウォーキングやラジオ体操でも大丈夫です。
運動後は体が冷えてしまわないように、温かい格好をしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
肩こりや頭痛をお持ちで、パソコンを仕事にされているかたや、子育てで身動きが取れないからスキマ時間はスマホを見ている。という方は、今回の解消法をぜひお試しくださいね。
もし、やってみたけどやっぱり頭痛がつらい。肩こりがしんどい。という場合は、原因が目の疲れではないかもしれません。または、体が回復できないほど疲れきっていてセルフケアでは良くならない方もおられます。
長期間ガマンして頑張っておられた方は、まずは体を良くすることをお勧めします。
体をしっかりみて治療してもらえる治療院や接骨院をお探しくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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