こんにちは。
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
最近お腹の調子がわるいなぁ…腰も痛いし、なにか体がおかしい気がする。
そんなお悩みをお持ちのかたにお役に立てれば良いと思い、今回のブログでは、「お腹の調子」と「腰痛」の関係や対処法をまとめてみました。
お悩みの方はぜひ最後までお読みくださいね。
お腹の調子がわるくなると腰まで痛くなってくる
当院に来院される腰痛でお悩みの方にお話をうかがうと、「最近お腹の調子も悪いんですよね」とおっしゃる方がたくさんおられます。
仕事のストレスで胃がキリキリする方や、最近飲み会や食事のみだれが続いていて便秘や下痢になっている。など症状はさまざま。
また、ぎっくり腰をしてから便秘になってるんです。とおっしゃる方もおられます。
腰は痛いしお腹の調子は悪いし、体のあっちこっちがおかしくなると不安になってしまいますよね。
お腹の調子と腰痛の関係
実は、お腹(胃や腸)の調子と腰痛には深い関係があります。
腰痛とお腹の調子がリンクしてるなんて、なかなか想像できないですよね。
1.神経がつながっている
胃や腸と、腰の筋肉は「神経」でつながっています。
脳からでた神経は、ふとい幹になって背骨の中をとおり、各地点から枝わかれして体のすみずみまで張りめぐらされていきます。
胃や腸と腰の筋肉は、じつは幹から枝になったところまでは同じ神経。
枝がさらに分かれたところで「胃にいく枝」と「腰の筋肉にいく枝」にわかれたり、「腸にいく枝」と「腰の筋肉にいく枝」にわかれます。
たとえば胃や腸で異常がおこると、神経をつたって脳に信号をだします。そのときに、同じ枝である腰の筋肉にも「異常です!」と信号をだしてしまいます。
異常を受けとった腰の筋肉は身を守ろうとして固くなって痛みをだします。
2.自律神経がみだれる
自律神経とは
・寝る時間になると眠くなる。
・寒いとふるえる。
・暑いと汗をかく。
・リラックスしたら体がゆるむ。
など、その環境に体を合わすための自動調節機能です。
ご飯を食べたら胃が勝手にうごいて食べものを腸に送りだすのもこの自律神経の役割り。
ストレスや生活パターンがみだれて自律神経がしっかりはたらけなくなると、リラックスしたくても筋肉の緊張がとけなかったり、胃腸のはたらきが弱くなってしまいます。
胃腸の調子がわるくなってでる腰痛の解消法
1.食事療法
食べ物や飲み物がはいってきたとき、胃腸は一生懸命はたらきます。
体を動かしすぎたら疲れて動けなくなるのと同じように、胃腸もつかれると動けなくなります。
胃腸の調子といっしょに腰も…というときは、胃腸が動けていないことがあるので、胃腸にやさしい食事をしてみてください。
胃腸にやさしいおすすめの食べ物
・バナナ:消化もよくエネルギーも豊富。
・りんご:りんごの栄養素が胃腸をととのえる。
・ヨーグルト:いわずと知れた善玉菌。
・味噌:消化を助け、さらに腸内環境がよくなります。
・さつまいもや人参などの根菜類:消化もよく腸の運動も助ける。
ここに書いたのは特におすすめの食材です。基本的には糖質や脂分をひかえてバランスよく食べるようにしてくださいね。
また、お白湯やショウガ湯など胃腸をあたためる飲み物を飲むのも血のめぐりがよくなって胃腸のはたらきがよくなるのでおすすめです。
2.ストレス発散
先述したとおり、ストレスは自律神経のはたらきと関係します。
ですので、1日のうち少しの時間でもご自分が好きなことをする「自分時間」を作ってみてください。
どうしてもお時間が取れないかたは、
・寝るときに好きな香りのアロマを炊く
・好きな音楽を聴きながら用事をする
など、お忙しい時間の中に好きなことを取り込むと良いでしょう。
また、お風呂にゆっくり浸かりながら読書をしたり、サウナに行くなど「温活」するのもストレス発散と血行改善になって良いですね。
ストレスの発散方法は人それぞれです。ご自分が「これをしてる時はホッとする」と感じるものを見つけてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
胃腸と腰痛の関係はとてもふかく、胃腸の調子がわるいのに腰だけを治療してもなかなか改善しない場合もあります。
腰と一緒にお腹も気になるかたは、今回の方法をぜひお試しくださいね。
もし、やってみても腰の痛みが楽にならないなぁ…という方は、原因が他にもあるのかも知れません。
また、胃腸に関しても不調がつづいている場合は病気が隠れている場合もあるかもしれません。
あまり長期間様子を見ることはせず、病院やしっかり体をみてもらえる接骨院を受診してくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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