こんにちは!
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
いつも感じる肩こり。しんどいなぁと思っていたら、ある朝首が動かなくなった!
そんな「寝違い」でお困りではありませんか?
今回のブログでは、いつも肩こりに悩まされていて、よく寝違いをする方の本当の原因と予防法をまとめました。
お悩みの方は最後までお読みくださいね。
いつも肩こりに悩まされてよく寝違いになる
毎日肩こりを感じていると仕事中も日常生活も元気が出ませんよね。
そんな中、とくにへんな寝方はしていないのに朝起きたとき急に首が痛くて動かなくなる…
肩こりはもう長年のつきあいだし少々のことなら気にしないようにしている。という方もおられるかもしれませんが、頭をすこし動かしただけでも激痛が走るとなると、少々のことではすみませんよね。
なんとか布団から起き上がれたとしても、とても仕事に行ける状態じゃない。という方もおられるかもしれません。
痛くて動けないのはつらいですね。
それに、そんな経験をされたことがある方は「いつまた襲ってくるかわからない」という恐怖も感じますよね。
肩こりで寝違いになる?
肩こりでお悩みの方は、ご家族や身近なかたに「肩カチカチ!!」と驚かれた経験はありませんか?
お仕事や家事で、肩や首のまわりにある筋肉はつかれきって血のめぐりが悪くなりカチカチになります。これが肩がこった状態です。
一方ひどい寝違えも、つかれて血のめぐりがわるくなって筋肉が動けなくなり、頭をうごかしたときに動きについていけないことで起こります。
肩こりも寝違えも血のめぐりがわるくなって起こることなので、寝違えはいつも肩がこっている人に起こりやすいのは間違いありません。
しかし、肩こりが原因?と言われると、どちらも同じ状況なだけで「どちらのせい」というわけではなさそうですよね。
つまり、肩こりも寝違えも共通した「別の原因」があるんです。
肩こりと寝違えのホントの原因
結論を言うと、「体がゆがんでいる」がホントの原因になります。
体が「ゆがむ」とは一言でいうと「体が曲がったりねじれたりしている」ということ。
たとえば水をふくんだタオルをねじっていくと、水が「ジャー」っと流れでてタオルは固くなりますよね。
それとおなじで、人間も体がゆがむと血のめぐりが行きとどかなくなって、固く動きにくくなります。
◉ゆがみのチェックポイント
☑️鏡を見たときに肩の高さが違う
☑️クツ底のヘり方が左右ちがう
☑️すぐに足を組みたくなる
☑️バンザイすると腕の上がり方がちがう
☑️足の長さがちがって見える
などがあれば、体はゆがんでいます。
体がゆがむ理由はさまざまで、
・立ったり座ったりしている時間が長い。
・同じ動作をくり返す仕事をしている。
・ストレスがかかることが多い。
・体調をくずした。
など、どなたも日常的にありえることのつみ重ねで「ゆがみ」はでてしまいます。
肩こりや寝違いの予防法
肩こりや寝違えを予防するには、ゆがんだ体をもとに戻すこと。
それではゆがみを元に戻す方法をお伝えしますね。
①姿勢をリセットする
座っているときや立っているとき、知らず知らず体はゆがんでしまいます。
ですので、まっすぐになる姿勢を意識します。
◉イスの場合
お尻の左右にある骨が座面に当たるように座ります。
そのまま頭が天井に引っ張られていくイメージで背筋を伸ばしていきます。
◉立ってる場合
両足でしっかり地面に立ち(どちらかに傾かないように)、座っているときと同じように天井にむかって引っ張られるように姿勢を伸ばします。
※背中を反らすと腰や背中を痛める場合がありますので、まっすぐ上に伸びるようにしてください。
これは、「気づいたときにする」でかまいません。
気づいたときにリセットすることで、ゆがみもリセットされます。
② 深呼吸をする
深呼吸をすることで酸素が体にたくさん入ってきます。さらに、胸やお腹や肩まわりの筋肉が大きく動くので、血のめぐりが良くなってゆがみの解消に効果的です。
朝起きたとき、夜寝る前、お仕事の休憩時間、家事の合間など、切り替えのタイミングでするのがポイントです。
肩こりや寝違えでおなやみの方はぜひ取り入れてみてくださいね。
●深呼吸の仕方
1.足を肩幅にひらき背筋をのばします。
2.肩の力を抜き、お腹に手を当てます。
3.まずは口からしっかり息を吐ききります。
※お腹に当てた手でお腹が凹むのを感じましょう。
4.鼻から大きく息を吸いこみます。
※このときも、お腹が膨らむのを感じましょう。
5.吸う息より吐く息をすこし長めにする。
※大体でかまいませんが、5秒で吸って、8〜10秒で吐くようにしましょう。
6.同じように3回くり返し、最後は息を吐ききって終わります。
③体を温める
お風呂につかったり温かいものを飲んだとき、思わず「ハァ〜〜」とため息が出ますよね。あれは、体がゆるんで呼吸が深くなった証拠なんです。
・湯船にゆっくりつかる。
※ふだん湯船につかる習慣がないかたは毎日でなくても大丈夫です。まずは週に1〜2度ゆっくりつかるようにしてみてください。
・体が温まる飲み物を飲む(ほうじ茶・生姜湯・甘酒・ココアなど)
・おへその下や腰にカイロをはる。
など、日常的に体を温めるようにしてくださいね。
※寝違えの痛みがひどいときは、首を集中して温めないようにしてください。症状が悪化する場合があります。
まとめ
いかがでしたか?
肩こりや寝違えを予防したいかたは、ぜひ今回の方法をお試しになってください。
ゆがみが良くなって寝違えの怖さから解放されると良いですね。
もし、今ひどい寝違えで動けず苦しんでおられるかたや、「ゆがみ」がひどいのが気になる方は、しっかり体を診てゆがみを整える治療をしてもらえる治療院や接骨院をお探しくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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