こんにちは！
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
長くテニスをしているかたで、最近肘が痛くなってきた。
とお悩みのかたは、もしかしたら肘以外に原因があるのかもしれません。
今回のブログでは肘が痛くなったときにチェックするポイントを紹介します。
テニス肘かな？とお悩みのかたは、ぜひ最後までお読みくださいね。
最近テニスをしたあと肘が痛くなる
長年テニスをしている方は、テニスをやり始めたころに「テニス肘」を経験された方もおられるのではないでしょうか？
肘の外側に痛みがでて、病院でサポーターを作ってもらったり接骨院にかよって治療を受けて乗りこえた方もおられるかもしれませんね。
テニスが上手くなるにつれて痛くなくなってきて長年痛みを忘れていたけど、最近になってまた肘が痛みだした。
昔みたいに力まかせに打ったりしてないのになんで！？とショックを受けてしまいますよね。
テニス肘の原因は肘じゃない？
テニスをし始めたころテニス肘になって病院に行くと、「肘の外側にある筋肉がくっつく場所で炎症をおこしているからです。」といった説明を受けたかもしれません。
初心者のときは力の入れかたがわからず、ボールを思いっきり打ちかえしたり、うまくミートできなくて先端にあたる。なんてこともあったのではないでしょうか？
そういった場合は、肘に直接大きな力がかかってテニス肘になる場合があります。
でも、もう何年もテニスをされている方はそういう失敗も少なくなるので、肘に直接負担がかかることでなる「テニス肘」のリスクも下がります。
それではなぜ肘の痛みは出てしまうのでしょうか？
テニス肘が良くならない原因は？
テニスでボールを打ちかえすとき、肘だけじゃなく体全体を使って打つのではないでしょうか？
上手なかたほど体をうまくつかって打つので、少ない力で強い球が打てるようになり、肘への負担も少なくなります。
それでは、その体の動きが何かの原因でわるくなっているとしたらどうでしょう？
体をつかって打てない、いわゆる「手打ち」になってしまいます。
このことから、最近になって肘が痛くなったかたは、知らず知らずのうちに体の動きがわるくなって、無意識に手打ちになり肘の負担が増えていることが考えられます。
もし原因が「体の動きがわるいこと」だとしたら、肘だけ治療やケアをしてもなかなか良くならないですよね。
テニス肘かな？と思った時にチェックするポイント
体の動きがわるくなってしまう理由として一番おおいのが「体のゆがみ」です。
体が「ゆがむ」とは一言でいうと「体が曲がったりねじれたりしている」ということ。
たとえばタオルをねじっていくと固くなりますよね。
あれとおなじで、人間も体がゆがんでいると固く動きにくくなります。
◉ゆがみのチェックポイント
☑️鏡を見たときに肩の高さが違う
☑️クツ底のヘり方が左右ちがう
☑️すぐに足を組みたくなる
☑️バンザイすると腕の上がり方がちがう
☑️足の長さがちがって見える
などがあれば、体はゆがんでいます。
体がゆがむ理由はさまざまで、
・日常的に「立ちっぱなし」「座りっぱなし」になることが多い。
・同じ動作をくり返す仕事をしている。
・ストレスがかかることが多い。
・最近体調をくずした。
など、どなたも日常的にありえることのつみ重ねで「ゆがみ」はでてしまいます。
「ゆがみ」という原因を残したままだと、肘の治療だけをしてもテニス肘はなかなか良くなりません。また、しばらく休んで痛みが引いても、やりだしたらまた痛い。をくり返してしまう方もおられます。
テニス肘の原因が「ゆがみ」なのか、ぜひチェックしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
長年テニスをされている方で最近肘が痛くなってきた。
とおっしゃる方は当院にもたくさん来られます。
そのほとんどの方が「体のゆがみ」が原因で肘に負担がかかってテニス肘になっておられました。
肘が痛くなって病院や接骨院にいったけどなかなか良くならない。とお悩みの方は、肘と一緒に体全体をしっかり診てもらえる治療院や接骨院を受診してみてはいかがでしょうか？
長く続けてきたテニスを、これからも楽しめたら良いですね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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