こんにちは!
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
今回のブログでは、子育てでお忙しい中でもできる腰痛の解消法をお伝えします。
腰痛でお悩みの女性の方はぜひお読みくださいね。
子育て中の腰痛で困っている。
子育て中は朝から晩までいそがしい!
夜になってやっと布団に入ったと思ったら、お子さんが転がってきて身動きがとれないせいでよく眠れない。
来院される子育て中のかたからは、いつもそのようなお話をお聞きします。
お子さんは可愛いですけど、疲れはまったくとれませんよね。
そんな大変な生活を送っているうちに、いつの頃からか腰痛を感じるようになった。
腰は痛いけどそんなこと言ってられない…とガマンしながら頑張っておられるのではないでしょうか?
本当にいつもお疲れさまです。
子育て中になる腰痛
腰痛にはその人それぞれに原因があります。
その中でも、子育てをしているときになりやすい腰痛の原因をいくつかご紹介しますね。
1.妊娠中・出産から
妊娠中、お腹がだんだん大きくなると体は「前のめり」になってきます。前のめりになったら、体が前に倒れないように腰の筋肉をつかって支えます。
出産までの期間ずっとがんばっていると思うと腰が痛くなるのもわかりますよね。
そしてもう一つは出産。
お腹の中で赤ちゃんが大きくなると、骨盤の上がだんだん広がって「受け皿」のかたちになります。
これが出産のときになると、今度は骨盤の下を押しひろげて出てきます。このとき、赤ちゃんが出やすいように骨盤まわりをやわらかくするホルモンをだします。
つまり、出産後しばらくは腰まわりはフニャフニャの状態。
病院で「産後に骨盤ベルトをしめましょうね」と言われるのは、これを安定させるためです。
ベルトをしているとはいえ、安定するまでは腰や骨盤まわりの筋肉が必死になって骨盤をささえる状態が続くので、腰の筋肉はつかれて血のめぐりがわるくなり腰痛になりやすくなります。
2.子供さんを抱き上げる姿勢
お子さんを抱っこしているときは、重心が「前のめり」になるので、妊娠中と同じように腰の筋肉を使います。
お子さんの成長とともに体重が増えてくると、腰はますますがんばらないといけませんよね。
とくに抱きあげる瞬間は腰の筋肉には一気に大きな力がかかるので、急に「ギクッ!」となった経験をされた方もおられるかもしれません。
3.ストレス
夜、お子さんと寝ていたら少しの動きでも目が覚めたり、夜泣きで起こされたり…なにかとストレスを感じることも多いのではないでしょうか?
ストレスは、自律神経のはたらきを狂わせてしまいます。
自律神経とは?
・寝る時間になると眠くなる。
・寒いとふるえる。
・暑いと汗をかく。
・リラックスしたら体がゆるむ。
など、その環境に体をあわせるための自動調節機能です。
自律神経のはたらきがくるうと、「休んでる時でも体の力が抜けない」「寝たいのに寝れない」など体力を回復することができなくなります。
また、体がリラックスできないので、筋肉には力が入りっぱなしになり腰痛の原因にもなります。
子育て中の女性におすすめの腰痛解消法
1.抱っこする姿勢
お子さんを抱っこするとき腰には一気に大きな力がかかります。
その力を少なくすることができれば、腰の負担はへり腰痛の解消につながります。
とくに大きな負担がかかるだっこの仕方は「おじぎ姿勢」
腰から折り曲げて、上半身で抱きあげようとすると腰痛を起こしやすくなるので注意してくださいね。
腰の負担が少ないだっこの仕方は、ちょっとしたコツで実践で来ます。ぜひお試しください。
◉抱っこするときのコツ
・体に近いところで抱っこする。
・しゃがんで抱っこしてから持ちあげる。
・前かがみのまま立ち上がらないように注意する。
腕が体からはなれると腰には大きな力がかかります。
なるべくお子さんを体に引きよせて抱き上げるのがおすすめ。
自分から来れるお子さんなら、お子さんのほうから抱きついてもらうと腰の力は少なくすみます。
2.ストレス発散
先ほどご紹介したように、ストレスがたまるとリラックスできず筋肉は固くなってしまいます。
ですので、1日のうち少しの時間でもご自分が好きなことをする「自分時間」を作るのがおすすめ…ですが、時間が取れるんだったら苦労はしませんよね。
どうしてもお時間が取れないかたは、
・寝るときに好きな香りのアロマを炊く
・好きな音楽を聴きながら用事をする
など、お忙しい時間の中に好きなことを取り込んでみてくださいね。
ストレスの発散方法は人それぞれです。お忙しい毎日だとは思いますが、ご自分が「これをしてる時はホッとする」と感じるものを見つけてくださいね。
3.腰・下半身を温める
妊娠・出産・子育てとがんばり続けて、腰の筋肉は血のめぐりがわるくなってカチカチになっています。
本当なら、ストレス発散とおなじく体操やストレッチをして筋肉を動かしてあげるのがおすすめです。
でも、する時間がとれなかったりお子さんと一緒に「バタン!」と寝てしまう。という方もおられると思います。
ですので、
・腰まわりを冷やさないように腹まきをする。
・おへその下や腰にカイロを当てる。
・お風呂につかるのがベストですが、無理なら腰や足先に熱めのシャワーをしっかり当てる。
・お風呂あがりはあたたかい格好をする。
など、日ごろから体、とくに腰や足をあたためるようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
子育て中の女性は本当にお忙しいですよね。
ご自身の体にはかまってられない!とがんばっておられる方にこのブログがお役に立てればうれしいです。
ですが、あまりに腰痛がひどいときや腰痛自体がストレスになっておられる場合は、なんとかして早く腰痛を解消しないといけません。
あまりガマンしすぎず、なんとか時間を作ってしっかり良くしてもらえる治療院や接骨院を受診してくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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