こんにちは。
大阪府藤井寺市惣社にあります「荒戸接骨院・鍼灸院」院長の荒戸佑介です。
今回のブログでは、肩こりでお困りの５０代の女性におすすめのセルフケアをご紹介します。
つらい肩こりでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
昔からいつも肩こりを感じている
肩こりでお悩みのかたの中には、「仕事を始めたころから」「もの心がついたときから」「出産してから」など、肩こりと長いつき合いをされている方もおられるのではないでしょうか？
肩こりがあっても元気でいられるときもあるけど、ときにはひどくなって寝込んでしまう。と深い深いお悩みになっている方もおられるかもしれません。
いつもまわりの人達のために頑張っていると、ご自身のことはあとまわしになってしまいますよね。
動けなくなった時でもご家族の心配をされて、なんとか早く復帰しないと！と思われている方は当院にもたくさんいらっしゃいます。
なんとかひどい肩こりにならないようにしたいですよね。
肩こりがひどくなってしまう理由
肩こりは、肩の筋肉の血のめぐりが悪くなってしまうことで起こります。
血のめぐりがわるくなると、筋肉には酸素や栄養がいき届かなくなって、筋肉は固くなり動きにくくなります。
ちょうど、古くなって水分がぬけてしまった輪ゴムに似ているかもしれませんね。
そうやって肩の血のめぐりが悪くなるとき、体のいたるところでおなじような状態になっていることがあります。
たとえば、肩こりと一緒に頭痛を感じたり、胃の具合が悪く感じたりしたことはありませんか？
心配になって病院に行くと「肩こりのせいですね」といわれた方もおられるかもしれませんね。でも、実は頭や胃の症状は「肩こりから」ではなく「肩こりとおなじ理由」で出ています。
その理由とは…
「体のゆがみ」です。
体がゆがむとは、「体がねじれたり曲がったりしている」ということ。
水まきのホースを想像していただくとわかりやすいかもしれません。
ホースがねじれたり折れ曲がっていたら水が出にくくなりますよね。あれと同じで、体もゆがむと血のめぐりが悪くなってしまいます。
そうやって体のあっちこっちで血のめぐりがわるいところができることで、肩こりがひどくなったり頭や胃の不調が出てしまいます。
肩こりのセルフケア
肩こりを軽くするためには「体のゆがみ」を元にもどすことがポイント。
1．ふだんの姿勢をリセットする
ふだんの姿勢をリセットすることで、体がゆがんでいくのを元に戻すことができます。
◉ゆがみのリセット方法
・座っている場合
お尻の左右にある骨が座面に当たるように座ります。
そのまま頭が天井に引っ張られていくイメージで背筋を伸ばしていきます。
いまの姿勢があってるかな？と思ったら、少し腰をうかしてもう一度座りなおしてみてください。
・立っている場合
両足の足のうらが全部地面につくように（つま先やかかとに偏って体重がかからないように）立ちます。
座っているときと同じように天井にむかって引っ張られるように姿勢を伸ばします。
今の姿勢は大丈夫かな？と思ったら、一度つま先立ちで背伸びをして、かかとを落とすようにしてみてください。
２．ノビをする
ノビをすることで、体中の筋肉が刺激されます。また、一緒におおきな呼吸を意識すると、体に酸素がたくさん入ってくるので血のめぐりもよくなります。
◉ノビのコツ
１．立ち上がって手をひらき、腕を上にあげます。
２．掌を正面にむけ、指先が天井から引っ張られてるようなイメージで上に上に伸びていきます。
３．呼吸は止めず大きく深呼吸をします。
４．腕を下ろします。
※体を後ろに反らすと腰や背中を痛めてしまうことがありますので、体は反らさないように行なってください。
３．有酸素運動をとり入れる
ウォーキングやヨガ、ピラティスなどの「有酸素運動」を取り入れることで、
・体のあっちこっちの筋肉が動く。
・酸素を多く取り込める。
・体温が上がる。
など、ゆがみの解消に効果が期待できます。
注意点としては、運動が苦手だったり長い期間運動から遠ざかっていた場合、急にたくさん運動をすると体の調子をくずしてしまうことがあります。
そういう方は、初めは10〜15分のウォーキングやラジオ体操でも大丈夫です。
また、運動後は体が冷えてしまわないように、温かい格好をしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
いつも肩こりで困っているかたが、今回の方法で楽になっていただければ幸いです。
もし、やってみても楽にならない。今まさに肩こりがひどくて解消法を試せない。というかたは、長年お悩みのあいだにお体のゆがみが酷くなってしまい、セルフケアではなかなか症状が良くならない場合があります。
そういった場合は、一度体をしっかりみてもらえる治療院や接骨院を受診して、まずはお身体を元気にしてからセルフケアをするようにしてくださいね。
柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介
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