湿布を貼っても効かないひどい肩こりを解消するポイント3選

 

こんにちは。大阪府藤井寺市の荒戸接骨院・鍼灸院 院長の荒戸佑介です。

いつも肩がこってるから湿布はよく貼るけど、気持ちいいのは貼った時だけですぐにまた肩が重たくなる…そんなお悩みはありませんか?

今回のブログではそんなひどい肩こりをお持ちの方に、肩こりを解消するポイントをお伝えします。

どうぞ最後までご覧ください。

 

湿布を貼っても効かないひどい肩こり

 

毎日の家事でいつも肩がカチカチで、ひどくなると頭痛が出たり吐き気がしたり…つらいですよね。「コロナ時代からリモートワークが増えて肩こりがひどくなった。」というお話もよく耳にします。

ドラッグストアに行くと湿布やぬり薬がたくさん売っているので、ひどくなった時のために常備している方もおられるのではないでしょうか?

肩こりは、首や肩の筋肉が疲れて血のめぐりが悪くなり、筋肉が固くなってしまうことで起こります。これだったら湿布を貼れば解消しそうですよね。

ところが貼った時は良いけどしばらくするとまたひどくなる…という方が後を断たないのはなぜでしょう?

 

湿布を貼っても肩こりが治らないのはなぜ?

 

湿布には一時的に炎症や痛みをやわらげる効果があります。

一気に使いすぎたことによる「こり」に関しては効果を発揮しますが、次のような場合は湿布の効きめがあらわれません。

 

1.肩以外も疲れている場合。

先ほど、「肩こりは首や肩の筋肉が疲れて血のめぐりがわるくなり固くなる」とお伝えしましたが、実は肩こりがひどいときは肩に限らず体のあっちこっちで同じ状態になっていることがあります。

たとえばデスクワークをしている時なら、どうしても背中が丸くなるので腰にも負担がかかります。

また、家事をしている時なら、洗濯物を運んだり、フライパンを振ってご家族のご飯を作ったり、お子さんを抱っこする場合もあるでしょう。

そうなると、肩だけではなく腰や腕も疲れますよね。

このように、体のあっちこっちが一緒に疲れている場合、肩だけに湿布をしても効果は期待できません。

 

 

2.ストレスがたまっている場合。

お仕事やお家のことをしていると、体の疲れ以外に「ストレス」がたまっている場合があります。

ストレスを感じると、写真の女性のように肩が縮こまり、呼吸も浅くなります。

こうなると、体に「酸素」をうまく取り込めなくなり体の中で酸素が不足します。「酸素」は筋肉を動かすために必要なので、不足すると筋肉が動きにくくなり固くなってしまいます。

 

 

3.血圧が高い・貧血など内科的な問題がある場合。

もともと血圧が高いかたや貧血をお持ちのかたは、それによって「肩こり」の症状が出る場合があります。この場合、原因が別にあるため湿布をはっても効果は望めません。

また、「今まで肩こりなんて感じたことがなかったのに急に肩がこりだした。」など、生活のリズムが変わってないのに突然肩がこりだした場合、内科的な問題が隠れていることがあります。

お早めに病院で診察をうけてください。

※肩こりなんて知らなかったけど、「いつもと違うことをした」「同じ作業をいつもより長くしていた」など、原因になりそうなことがある場合は心配ありません。

 

 

湿布を貼っても効かない肩こりを解消するポイント3選

それでは、ひどい肩こりを解消するポイントをご紹介します。

 

1.深呼吸をする。

先述したように、ストレスを感じている方は呼吸が浅くなり、酸素が不足することで肩こりを感じることがあります。

深呼吸をすることで、酸素が体にたくさん入ってきます。さらに、胸やお腹や肩まわりの筋肉が大きく動くので、肩こりの解消に効果的です。

また、深呼吸にはリラックス効果があるので、ストレスの緩和にも役立ちます。

朝起きたとき、夜寝る前、お仕事の休憩時間、家事の合間など、切り替えのタイミングでするのがポイントです。

ご自身ではストレスを感じていない方でも、ひどい肩こりをお持ちの方はぜひ取り入れてみてくださいね。

 

●深呼吸の仕方

1.足を肩幅にひらき背筋をのばします。

2.肩の力を抜き、お腹に手を当てます。

3.まずは口からしっかり息を吐ききります。

※お腹に当てた手でお腹が凹むのを感じましょう。

 

4.鼻から大きく息を吸いこみます。

※このときも、お腹が膨らむのを感じましょう。

 

5.吸う息より吐く息をすこし長めにする。

※大体でかまいませんが、5秒で吸って、8〜10秒で吐くようにしましょう。

 

6.同じように3回くり返し、最後は息を吐ききって終わります。

 

 

2.適度な運動

肩こりでお悩みのかたの中には、首や肩をまわしたり背伸びをしたり、色々お試しになった方もおられると思います。

それらの体操で肩こりが楽にならないときは、体全体を動かす運動がおすすめです。

とくに、ウォーキングやヨガ、ピラティスなどの「有酸素運動」を取り入れることで、

・肩以外の場所も動く。

・酸素を多く取り込める。

・リラックス効果を得られる。

など、肩こり解消の相乗効果が望めます。

注意点としては、運動が苦手な方や長い期間運動から遠ざかっていた方の場合、急にたくさん運動をすると体の調子を崩してしまう場合があります。

そういう方は、初めは10〜15分のウォーキングやラジオ体操でも大丈夫です。

ゆっくり体を慣らしながら運動をはじめてくださいね。

 

 

3.ストレス発散

ストレスが肩こりにとって大敵なのはこれまでの内容でお分かりいただけたと思います。

ですので、1日のうち少しの時間でもご自分が好きなことをする「自分時間」を作ってみてください。

どうしてもお時間が取れないかたは、

・寝るときに好きな香りのアロマを炊く

・好きな音楽を聴きながら用事をする

など、お忙しい時間の中に好きなことを取り込むと良いでしょう。

また、お風呂にゆっくり浸かりながら読書をしたり、サウナに行くなど「温活」するのもストレス発散と血行改善になって良いですね。

ストレスの発散方法は人それぞれです。ご自分が「これをしてる時はホッとする」と感じるものを見つけてみてくださいね。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

湿布を貼っても効果がない。とお悩みの方は、今回の方法をお試しください。

やってみてもダメだった方や、もうすでに肩こりがひどくてどうにかして欲しい!というかたは、整体治療がおすすめです。

一度、体の状態をしっかりみた上で治療してもらえる治療院を探してみてくださいね。

 

柔道整復師・鍼灸師 荒戸佑介

 

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