院長 荒戸佑介

院長 荒戸佑介

経歴

  • 大阪府南河内郡千早赤阪村 出身
  • 大阪市立東高校 理数科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科卒業
  • 明治東洋医学院専門学校 柔道整復師学科卒業

保有資格

  • 柔道整復師・鍼師・灸師

私の生まれは大阪の山奥でした。自転車で山を越えて中学校に通っていた時、原因不明の腰痛になり、動けない不安や情けなさでいっぱいになった事がありました。

そんな私を救ってくれたのは接骨院をしていた父でした。父に治療をしてもらい腰痛は回復。また、他の患者さんが笑顔で帰って行かれるのを見て『人を治す仕事』に憧れを持つようになったのです。

高校ではバレーボール部で腰痛を再発。怪我をして練習が出来ない辛さを知った事でスポーツトレーナーを目指そうと思い、鍼灸師、柔道整復師の専門学校に通う事にしました。

学校に通いながら父の元で修行を始め、患者さんと接している内に、日常の中で辛い思いをされている方を助けられるようになりたい!と考えが変わっていきます。

学校を無事卒業し、鍼師・灸師・柔道整復師の免許を取得。専門学校で同級生だった妻と共に技術を磨き、充実した日々を過ごしていました。

ところが30歳の頃、父が急死します。その日の仕事を最後までこなした後のことでした。
急に後を継ぐ事になり不安もありましたが、トラブルも無く続けられたのは、周りの人々が支えてくれたお陰だと今でも感謝しています。

ある日、腰痛で来院された方が「定期的に痛くなるのはしょうがないのかなぁ…また悪くなるかと思って、いつも気にしてるんです」と不安な表情でおっしゃいました。

いつもなら、その場の治療をするのが当たり前と思っていましたが、その時は何故か自分も腰痛に苦しんで不安だった事を思い出したのです。

「またなったらどうしよう…」という不安が消えない限りやりたい事が思い切り出来ない。不安が無くならないと本当の治療とは言えないんじゃないだろうか。そう強く思い、それからは不安まで取り除けるよう、治療法や日常動作の指導などに一層力を入れるようになりました。

しばらくして、あの時不安を打ち明けて下さった方が来院され「最近腰痛の事すっかり忘れてました!」と満面の笑顔で教えて下さいました。

その方の様に「痛かったこと事忘れてる!」「痛みが出る時はあるけど、すぐ普通に戻るから怖く無くなった」と笑顔で報告して頂ける事が今の私にとって一番の喜びになっております。

患者様のお話を聞かせて頂いていると、様々な症状で不安を抱えている方が多い事を痛感します。
今後はブログで健康情報を発信したり、腰痛や肩こり予防の講座を開催し、多くの方が不安から解放されるように活動をしようと考えています。

これからも、ご縁をいただいた方々に、笑顔で「良くなった」と言っていただけるよう研鑽していきたいと思っております。

院長 荒戸佑介